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2008年4月16日 (水)

おともだち、しようね

近頃、夕方とても眠くなるのに、夜になると寝付けない日々です。どうしたのでしょうねぇ(苦笑)。通院している内科で安定剤でも処方してもらおうか…などと考えています。精神科の予約は、1ヶ月先になるんですって。いつの間に人気診療科になったのでしょう。

さて、3月末から4月の初めにかけて、子どもたちの一時利用がありました。養護学校が春休みの間、デイサービスで日中のみ子どもたちをお預かりするサービスです。普段は大人ばかりのデイサービスセンターですから、子どもたちの喧騒に、利用者さんたちも驚いたり戸惑ったりしていました。

春休みは期間も短く、希望される方が何名もいるため、定員もあるので一人二回程度の利用になったのですが、その中で、おそらく一番障害の重いお子さんに、マンツーマンでつく機会がありました。その子は3年前の夏休みから利用しており、始めは一秒たりとも椅子に座っていることができませんでした。ペンで落書きすることが好きで、広告や本、椅子や机、遊具に落書きをするお子さんでした。職員が何を提示しても、何を話しかけても、拒否もしませんが聞いてもくれていないという様子でした(笑)

3年が経過する中で、こちらも環境を整え、またご本人も成長され、机に向かって課題に取り組み、日課をこなしていくことができるようになりました。能力はかなり高く、作業スピードは速く正確なのです。言葉はありますが、どちらかというと直接的行動が多く、何かがほしい、何かをしたいという時は、自分で勝手に探し回るタイプです。まるで職員は……次の課題を準備するロボットか、その辺の便利棚くらいにしか思われていないんじゃないか、と最初の頃は感じました。

前置きが長くなってしまいました。この春休みについたときも、いつもどおり日課をこなしていました。予定表に沿って納得して、課題をこなすことは好きなようで、本人なりに頑張っていました。昼を過ぎ、私は保護者宛の連絡帳を記入するため、ご本人から少し離れた場所で、記入しながら見守っていました。課題自体は一人で問題なくできる作業だったからです。するとその子が作業の手を止めてすーっと私のそばまで来て、私の手をつかんで引っ張るのです。

「おともだち、しようね」

その子は私を隣の椅子まで促して座らせると、自分のやっていた課題のパーツを1つ、私に手渡してきました。きっと、「おともだちと一緒にしようね」というような意味だったのですね。言語的な表現に限界があるので、そのような言い回しになったと思うのですが、初めて言葉で、一緒にやりたい、一緒にいたいという言葉を、その子からもらいました。とても嬉しく、忘れられない瞬間でした。

世の中に、自閉症と言われている人がいますね。他人とのコミュニケーションがうまくとれない、自分以外の人という存在を理解しづらい、というのが、大きな特徴のひとつです。周りから見ると、他人はお構いなし、自分のペースで自分のやりたいようにやっていると誤解されがちですが、やっぱり他の人たちと同じように、誰かと一緒にいたいし、誰かを必要とし、誰かに必要とされたい、当たり前の一人の人間なのだなと、再認識させられました。

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