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2008年5月14日 (水)

保護者面談終了

年に1回の保護者面談が終わりました。あ、仕事です
私が勤めているのは、成人の障害者施設です。知的障害・身体障害の方、それと精神障害を合併している方がいらっしゃいます。成人の施設ですから、かなり壮年の方もいらっしゃいます。そうすると、ご家族は高齢ですね。親は亡くなっているという方も珍しくありません。ですから、保護者は必ずしも親ではないんです。

私が担当している利用者さんの一人も、結構いいお年で(笑)、保護者はお姉さんです。お姉さんはとても真面目で面倒見のいい方で、要望や質問も多いですが、その分きちんとした対応をして下さいます。
私個人は気をつけているつもりなのですが、施設って保護者に対して、やっぱり「親」を求めてしまいがちなんですよね。保護者なんだから、ちゃんと面倒見てくださいよ、家庭でできることはちゃんとしてきなさいよ、施設任せではダメですよって。
確かに正論だし、施設の利用とは別に、家族の役割というのもあるとは思うんですよ。でもやっぱり、親子じゃなくて兄弟姉妹になるとね、ちょっと大変なんだろうなと思うことも多いんです。

我が子なら、少々言うことをきかなくても、あるいはできないことが多くても、やっぱり可愛いから許せちゃうんですよね。成長をゆっくり見つめることもできるし、これからどうなっていくんだろうなぁと、楽しみでもあったり。でも兄弟姉妹になると、感覚が全然違うんです。知的なハンデのある方だと、例えば50歳だとしても、精神年齢が小学生くらいだったりするんです。でもご両親とも亡くしてて。自分では、幼くして両親を亡くしたような気持ちなんです。だから、お姉さんに甘えたいんですけれど、お姉さんは「いい年して、どうしてここまで面倒を見なきゃいけないの!?」という気持ちになります。お母さんほど甘えさせることもできません。それで当たり前なんです。それなのに、施設側の求める「保護者」はやっぱり「親」の色が濃い。
私は親じゃないんです。
そう言いたい保護者が、きっとたくさんいるんだろうなぁと……今日の面談でしみじみ考えてしまいました。無理をすると長続きしない。利用者さんだけでなく保護者の叫びも聞き逃しちゃいけませんね。

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