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2008年11月 9日 (日)

障害者自立支援法Part3

ぐれ: 何年越しの支援法解説か!

ゆい: (゚Д゚)ハァ? のっけから喧嘩売ってるの?

ぐれ: い、いやいや……気のせいです、ゆい嬢(俺は間違ったことは言ってねぇぜ)

ゆい: さて、お待たせしました。障害者自立支援法のサービス体系について、ですね(ニコッ)。自立支援法Part1Part2もご参照くださいませ。

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ゆい: 自立支援法で定められた様々な障害者支援サービスは、大きくわけますと、介護給付訓練等給付地域生活支援事業の3つに分類されました。その他、補装具給付事業自立支援医療がありますが、これはその名のとおりでもありますので、後ほど解説いたします。

ぐれ: さっそくシツモーン

ゆい: ハイ、ぐれくん

ぐれ: 介護とか訓練とか言われても、何がなんだかわかりませーん。

ゆい: しらべr(自粛)。……えーとですね、確かにたくさんのサービスがあります。まず、居宅(自宅に居住されている方向け)のサービスから考えていきましょう。

ぐれ: ホームヘルパーとかだね。

ゆい: そうです。とりあえず、従来のホームヘルプが、目的別にいくつかに分類されました。家事援助等を行うホームヘルプ事業、体の不自由な方の外出を助ける移動支援、知的障害者で危険回避等ができない方の外出及び家庭内での行動を助ける行動援護、そして、重度の肢体不自由者への食事や入浴等の援助をする重度訪問介護の4つに分かれました。

ぐれ: へぇ~。それぞれ専門化されたんだね。

ゆい: そうですね。ただ不便なのは、ホームヘルプとして例えば4時間、サービスを利用すると、その間の外出はできません。移動支援や行動援護のサービスを受けていないからです。

ぐれ: うぅむ……。そんなものなのか。

ゆい: さて、次に施設のサービスですが、通いなら、デイサービス、作業所、授産施設、福祉工場というのがありましたし、入所型なら、療護施設、更生施設、通勤寮、福祉ホーム、生活訓練施設、グループホームなどがありました。

ぐれ: 過去形だね。今は違うの?

ゆい: これもガラッと変わりましたね。上に挙げたすべての施設は、それぞれの特徴に沿って、以下のサービス事業に移行しなければならなくなりました。療養介護、生活介護、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援、施設入所支援、重度障害者等包括支援、グループホーム、ケアホームです。

ぐれ: 多すぎっΣ(・ω・ノ)ノ!

ゆい: 列挙するとね(汗)。
 ① 療養介護 医療的ケアと介護が必要な方向けのサービス
 ② 生活介護 常時介護が必要な方向けのサービス
 ③ 自立訓練 身体的な機能訓練や、生活に必要な様々な訓練を受けて自立したい人向けのサービス
 ④ 就労移行支援 将来的には一般企業への就職を目指している方へのサービス
 ⑤ 就労継続支援 一般の就職は難しいけれど、少しでも仕事をしたい方へのサービス
 ⑥ 施設入所支援 施設に入り、完全介護を受けたい方へのサービス
 ⑦ 重度障害者等包括支援 重度の障害者を包括的に支援するサービス(説明になってないな・笑)
 ⑧ グループホーム 就労または就労継続支援等を受けている方で、自立した生活をするために相談や援助が必要な方への、小集団・世話人のいる居住サービス
 ⑨ ケアホーム 生活介護や就労継続支援等を受けている方で、食事や入浴などで日常的に介護が必要な方への小集団・世話人のいる居住サービス

ぐれ: はぁ~~~つД`)

ゆい: これまであったすべての施設は、この①~⑨のどれかに移行しなければいけないわけなんです。何を選んで、どんな特色を出すのか、それぞれの施設が今問われているのですよ。ちなみにこれまで挙げたうちの③、④、⑤、⑧のみが訓練等給付で、ホームヘルプ等も含め、残りのすべてが介護給付です。

ぐれ: んーーー。あのさぁ。

ゆい: ん?

ぐれ: うちの施設もそうだけども、これまで「作業所」としてやってきてもさ、いろんな人がいるじゃん?たとえば就労移行支援に移行したいと思っても、人によっては就労移行に向かない人もいるんだが。

ゆい: そうだね。そこでこの法律では、一応、生活介護、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援の4つに限り、その中のいくつかを同時に行う、小規模多機能型のサービスを行っても良いとされているんです。もちろん、色々な制約はあるけれどね。それと、地域生活支援事業というのがあります。これは、国からの補助金が出ないけれども、県と市が(金銭的に)頑張ってくれるなら、色々なことのできるサービスです(要するに何でも屋みたいな扱いです、現状は)。

ぐれ: う、うちが移行してようとしている地域活動支援センターって……

ゆい: 地域生活支援事業ですね。でもこれは、上記の①~⑨のどれかに移行させていくのが最終的な目標のようですよ、国としては。

ぐれ: 移行して、また移行するってか!つらい……(施設職員の本音

ゆい: さて、介護給付、訓練等給付、地域生活支援事業に関しては、この辺にしておいて、疲れたので、最後に補装具給付事業自立支援医療について、ちょっとだけ。

ぐれ: あ~あ、投げ出した(笑)

ゆい: ついでにもっと投げ出して、ぐれくん、よろしく

ぐれ: よし、おれの出番だぜまず補装具給付事業だが、これは補装具、つまり、杖や歩行器、車椅子、補聴器、義眼など、身体的な障害を補完・代償するものを、一割負担で作ってやるぜ、というサービスだ。

ゆい: あっさりまとめた(笑)

ぐれ: で、自立支援医療だが、これは以前の3つの医療制度が統合されたものなんだ。

ゆい: 育成医療、更生医療、精神障害通院医療の3つだね。

ぐれ: そこだけ太字で色つきかよ(笑)

ゆい: うちのサイトにとって大事なところだからね

ぐれ: 育成医療というのは、身体に障害のある子どもや、将来的に障害が残ってしまうと思われる病気を持つ子どものうち、比較的短期的な治療で治る見込みのある子どものための制度で、家庭の経済状況に応じて援助してくれるものだった。自立支援医療に統合された時に、一律一割負担になったがな。

ゆい: だね……。

ぐれ: 更生医療とは、身体障害者のうち、治療によって確実な効果が期待できる人への制度だ。これも応能負担(所得額によっての負担)だったが、一割負担になった。

ゆい: うん……。

ぐれ: そして最後が、精神障害通院医療だ。精神疾患があり、継続して通院治療の必要とされる人に対して、国が通院治療費の95%を支給してしまおうと言う画期的な制度だった。それで、多くの地方自治体が独自に、残りの5%を負担していることにより、患者はほぼ無料で医療を受けることができていたが……

ゆい: 一律一割負担になったため、地方自治体の援助も続くかどうか……?という状態になっていますね。

ぐい: 医療制度は他にもたくさんあるのに、なぜこの3種類を統合させたのか、国ははっきり説明しなかったが、おそらく一番財政を圧迫していたところから削ったのではないかと……(以下自粛)

ゆい: ともあれ、障害者自立支援法によって定められたサービスは、以上のようになりました。次回、もし管理人にやる気があれば、「サービスの支給決定と障害程度区分」についてお話したいと思います。

ぐれ: あくまで曖昧だな。

ゆい: それでは、またお会いしましょう~~~(o ̄∇ ̄)/

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