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2009年10月23日 (金)

支援するとは?

担当の利用者さんは自分の親くらいの世代の方。
十数年前に交通事故にさえ遭わなければ、社会人として、私たちの大先輩でいたはず。
片手で一生懸命キーボードを叩く姿を、ふと横から覗き込んで、その手の甲に年輪を感じました。
そこには、やはり年相応の苦労を重ねてきた跡がありました。

私がこの方にできる支援とは、何だろう?

心身機能の維持とか、生きがい作りとか、ありがちな目標を立てているわけですが、安全に気持ちよくお風呂に入ってもらって、それから?
機能維持のために、「できることは自分でしましょうね~」なんて、子どもみたいなことを言われるわけですよね、子どものような年の私に。
その方にとっては、大きなお世話かもしれません。
それなら、利用日を楽しんで頂こうと、その方の好きな話題で話をしたとしましょう。
それでも良く考えてみると、大人が若者の話に合わせてくれているのでしょう。

私は何かを提供できているでしょうか?
教えられることはたくさんあるのに、何も返せていないような気がします。
返せないなら、むしろお風呂だけ使って頂いて、お帰り頂いたほうが、その方にとって有意義な時間を過ごせるのでは?などと考えてしまいます。

福祉施設である以上、必ず目標や計画を立てます。
例えば、歩行訓練をして、ひとりでトイレに行けるようになりましょう、とかですね。
高齢者でも障害者でも児童でも同じです。
目標がなければ、単調なダラダラとした支援になってしまうからです。
ですから、目標は支援の質を上げるために必要なものです。
けれど同時に、他人の目標を立てるということは、その人の人生の一部を作るという責任を伴うのだと思います。
言い換えれば、その方の人生設計を代わりにしてしまうわけです。
今の年齢、今できること、家族の状況、将来の予測、将来受けるであろうサービス。
その方のこの先、そして亡くなるまでのことを考えた上で、今できることは何だろう?
とても大切なことなのに、何だかよく分からなくなってきました。


いやー……福祉って深いですね!
いいのか、こんなまとめで(笑)

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