2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« 雪やこんこ | トップページ | iPhoneアプリ『ドラえもんアプリ』無料公開中 »

2010年2月 3日 (水)

映画見ました「戦場のピアニスト」

もう8年前の作品になります。「戦場のピアニスト」を見ました。
見始めてから気がついたのですが、たぶん以前に、テレビ放映で見たことがあったようです。断片的に覚えていました。

以下、ネタバレ等があるかもしれません。見たくない方はここまでにして下さいまし。










戦場のピアニストは、シュピルマンというユダヤ人ピアニストの体験記を元に作られた作品で、主人公もシュピルマンです。なんだか最近、ユダヤ人ものばかり見ている気がするけれど、気のせいかしら……。
ポーランド在住のユダヤ人ピアニスト、シュピルマンが、太平洋戦争の渦中に巻き込まれ、乗り越えていくというストーリーです(端的に書きすぎた!)。
ポーランドは戦争初期にドイツ軍の侵攻を受けた国です。ユダヤ人狩りがあり、ゲットーに入れられ、さらに強制収容所に収容されそうになるところを友人に助けられ、逃亡生活が始まります。匿われ、裏切られ、終盤では周りに一人の味方もおらず、主人公にセリフがありません。ひたすらに食料を探し、水を求め、生きようとあがきます。終戦が告げられ、ピアニストとして返り咲くまでが描かれていました。
「戦場のピアニスト」と言うと、イメージとしては「戦火の中でも一人ピアノを弾き続けて、愛した街とともに、そしてピアノとともに命を落とす」というような感じがしましたが、別にそういった話ではなく、むしろピアニストが主人公の割に、ピアノを弾くシーンは少ないと感じました。ただただ、戦争の酷さと悲惨さ、当時のユダヤ人への暴力などに強烈な印象を覚えました。
それもそのはず、原題は「The Pianist」、つまり「ピアニスト」でした。要するに、シュピルマンの伝記だったわけです。それを邦題で「戦場の」なんてつけてしまったので、大誤解してしまったのですね。

現代っ子の私には、「なぜ」という疑問符が常に付きまとっていました。なぜユダヤ人を激しく差別し、家畜以下の扱いをし、簡単に殺していくのか。そして、周囲の人間は、なぜそれを諾々と受け入れるのか。もちろん、受け入れなければ自分たちも殺されるわけですが。
アドルフ・ヒトラー著の「わが闘争」の中に、ユダヤ人についての記述がたくさんありました。彼の育った時代は、あまり恵まれた時代ではなく、ユダヤ人の富裕層を批判しながら育ってもおかしくありません。しかしながら、人をあれほどまでの非人道的な行動にかき立てたのは一体何だったのか。彼の生い立ちだけで説明がつくとも思えません。

ともあれ、今ではこういった生の体験が本や映画という形になって世の中に出るようになりましたね。私たちのような戦争の「せ」の字も知らない人間にも、その酷さの何割かは感じることができます。せっかく良い世の中になったのですから、教訓を生かせる世界にもなってほしいと思います。

« 雪やこんこ | トップページ | iPhoneアプリ『ドラえもんアプリ』無料公開中 »

映画鑑賞録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画見ました「戦場のピアニスト」:

« 雪やこんこ | トップページ | iPhoneアプリ『ドラえもんアプリ』無料公開中 »