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2010年2月14日 (日)

中村紘子 ピアノ協奏曲♪

2月14日はバレンタインデー。
今日は彼氏とではなく、父とデートをしてきました。

県民芸術祭の一環として、地元の群馬交響楽団とピアニスト中村紘子さんのコンチェルトが、同じく地元の県民会館で催されました。巨匠 中村紘子が、B席1,000円の格安料金で観られるとあって、クラシックのコンサートとは思えないほどの人出で、ほぼ満席でした
こんな田舎にもファンはいるのですねぇ。

プログラム前半は、群響によるドヴォルザークの交響曲第8番。休憩をはさんで後半がショパンのピアノ協奏曲第1番でした。群響は……地元の楽団ですから、群馬らし~い音を奏でていました。金管のピッチが少し気になりましたが、定期演奏会にもかけている曲ですので、きっちりとまとまっているなと感じました。指揮者は現田茂夫(オペラ歌手の佐藤しのぶのご主人だそうです)で、先日、ゲルギエフを聴いたばかりだったせいもあってか、少し淡白な印象を受けましたが、丁寧に曲をまとめていました。淡白なのは日本人の個性……かしら?

ショパンのコンチェルトは、第1楽章にピアノが入るまでに、少し時間があります。その間、ソリストは暇ですよね(笑)中村さんはそんな中、指揮者を見て、オケを見て、全身でオケの音を聴いていました。田舎の楽団です。正直、彼女にしてみれば、格下のオーケストラですね。しかし中村さんは真剣に、彼らの奏でる音楽に溶け込むように、全身を音楽に乗せていました。音楽家と音楽を、とても尊重していらっしゃるのだなと思いました。だからこそ一流になれるのですね。
そして、ピアノの第一音が奏でられました。その一音で、一気に「中村紘子の世界」に引き込まれました。コンチェルトは小編成なので、オケ自体が控えめだったせいもあるのでしょうが、中村さんのピアノの迫力に圧倒された出だしでした。その緩急、強弱もまた、それまでのオケよりもダイナミックで、表現力の違いを感じました。オケだけの時にはモノクロームだった情景が、中村さんのピアノで、急に色鮮やかになるという感じです。曲の情景が見えてくるとは、こういうことなのだな~と、ぼんやりと考えてしまいました。

さて、何に一番驚いたかといえば、気分が良かったのか、中村さんが2曲もアンコールを弾いたことです(笑)ショパンのノクターン第20番と、もう一曲は失念してしまいましたが、2度目に彼女が椅子に座った時には、会場に笑い混じりの拍手が(笑)なんだかずいぶんサービスが良いですよね。
演奏後、ブラヴォーの嵐が吹きぬけたのは、言うまでもありませんでした。

チケットが取れたら(そしてお金があったら)、ソロリサイタルも聴いてみたいものです。

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