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2012年12月20日 (木)

「城ケ島の雨」、「北上夜曲」

何のことかと思われる方も多いでしょうが、2つとも抒情歌のタイトルです。
もっとも、抒情歌とは何ぞや、という方も多い、とは思いますが……。
ともあれ、この2曲を聴きたい!と思い立って、ここ数日は音源探しに没頭していました。

どちらも私の記憶の中では名曲だったので、中途半端な録音は聴きたくない、
そんな動機があり、捜索は難航しました。

紆余曲折はありましたが、今日、ようやくそのCDを手に入れることができました。

さて、この2曲に魅かれた理由はそれぞれでして、「城ケ島の雨」は歌詞に、
「北上夜曲」はメロディーに魅かれたと記憶しております。
メロディーの方は文章では表現し難いので、歌詞の方を話題にしたいと思います。


「城ケ島の雨」

冒頭の歌詞を引用しますと……

♪ 雨は降る降る 城ケ島の磯に
   利久鼠の 雨が降る ♪

子ども心に、この短くも作詞者の思いが詰まった歌詞に驚いたものでした。
「りきゅうねずみって?」という当時の私の疑問を解決してくれた大人は
いませんでしたが、色々な本を漁って、それが「色」をあらわしているのだと
知りました。

「利久鼠」とは「利休鼠」に通じており、歴史上の茶人、千利休の「利休」から
名前をもらっているようです。諸説ありますが、「侘びた色が利休を連想させる」
からとか、「利休が好みそうな色」だからとか。

利久鼠というのは緑がかった灰色です。
なので、緑=お茶、灰色=鼠っていう解釈もあるそうですが。

改めてこの詩に戻ると、

ただ雨が降るのではないのです。利久鼠の雨が降るのです。
雨は見る人によって表現が変わりますよね。
作詞者である北原白秋には、利久鼠に見えたのです。
自分の世界観とは違う何かを感じて、子どもの私は衝撃を受けたのでした。

だから何?っていう話ですが、軽い子ども時代のトラウマとでも言いましょうか(笑)
そんなことを思い出して、これを書きながら曲を聴いています。

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