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2013年4月20日 (土)

包括の風当たりの強さ

”包括”とは、地域包括支援センターのことです。

地域包括支援センターは市町村に1つ以上設置しなければならない(人口に応じて設置数は異なる)組織で……と、くどい説明はやめましょう。

要するに、高齢者にまつわる相談窓口のようなものです。

という書き方をすると、”居宅”……居宅介護支援事業所の方に怒られることがあります。

居宅も相談を受け付けている、と。

では別の言い方をして、包括は要支援の認定を受けた方に対するケアプラン作成などを行っています。……これも言われます。
居宅でもやってますよ(包括からの委託を受けて)、と。

まぁ、事実なので反論の余地はありません。

居宅介護支援事業所は、要介護者のケアプラン作成、それにかかわる相談、関係事業所等との連絡調整などを主たる業務としている、ケアマネジャーさんが働いているところです。

対して、包括は要介護者のケアプランは作りません!(←これは断言)

介護も支援もやっていらっしゃる居宅さんからすると、お前ら支援しかやってないじゃないか、しかも面倒なものは委託に出して、楽してるじゃないか、ということになるらしいです。

某掲示板で、「要支援」という制度をやめればいい、と言われていました。

そこまで言われると、納得できません。

反論するとしたら、こうでしょうか。

居宅は契約した自分の担当している利用者さんの支援しかしてないじゃないか、と。

包括がなぜ、業務に「相談窓口」と謳っているか、その理由をご存じない方が多すぎる。もちろん、契約した要支援の利用者さんの支援もしていますよ。委託に出した利用者さんであっても、無関係を決め込むわけではありません。

その辺りは、もちろん居宅さんなら把握しているでしょう。

でもそれ以外に、認定の申請に至らない高齢者、認定結果が非該当、自立とみなされている高齢者やその家族の相談も受けていますし、見守り訪問しています。

包括職員は各自、地区担当が決まっていて、割り当てられた地区の全高齢者を担当しているようなものなのです。要介護でケアマネさんがついている場合は、基本的にケアマネさんにお任せ、必要に応じて連携、ですけれども。

契約外、つまり介護認定外の相談支援の膨大さは、包括に入ってみなければ分からないでしょう。警察から連絡があって、高齢者が行き倒れて発見されたけど……とか、お隣のおばあちゃんの様子がおかしいけど、とか、本人や家族だけでなく多方面からの相談が来ます。本当に……契約外の方の相談や訪問、その記録だけで一日が終わることも珍しくありません。

相談に入るか、何とも言えないところですが、散歩途中に立ち寄ったおばあちゃんが、窓口に何時間もいらっしゃいます。お話を聞くのは我々です。でも追い返しません。状態が変わっていないか確認しながら、具体的な介入の時期を考えるからです。決して暇ではありませんが、それも大切な仕事なのです。

次いで、地域のケアマネさんが担当されているケースに対する相談・連携なども業務に入っています。困難ケースや虐待ケースなどですね。
あとは、ケアマネさん自身のことなども。労働環境が悪くて(人員面や待遇面など)苦労されているケアマネさんからの相談なども寄せられます。

細々挙げれば業務は他にもありますが、それは居宅さんも、というより、どの仕事でも同じでしょう。

包括の業務について、ケアマネ試験の勉強で一度は覚えているはずのケアマネさんたちなのに、一次予防のことを念頭に入れていない発言の多さに、憤りを感じずにはいられません。それとも、付録のような業務だとでも思っていらっしゃるのでしょうか。

もっとも……包括はケアマネだけでなく、保健師や社会福祉士などが多い職場ですから、特に保健師さんなどは、居宅の業務を知らない可能性もありますね。お互いに歩み寄れる、理解しあえる日は来るのでしょうか……。

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